眼科治療について│城南区七隈で動物病院をお探しの方は七隈どうぶつ病院まで

城南区七隈・七隈どうぶつ病院・電話

092-862-1139

休診日:水曜日午後・日曜日・祝日・年末年始・お盆
手術は、予約制となっております
その他学会参加などのため臨時休診あり

診療時間
9:00~12:00
15:00〜18:30

眼科治療についてOphthalmology

七隈どうぶつ病院から飼い主様へ

犬・猫の眼科診療についてのおねがい

白内障や緑内障といった眼の病気は、特に初診時には長い診察時間を要することが多いため、 余裕をもってお越しください。また眼科診療は、倉田 修獣医師が主体となって行っておりますので、来院前にお電話いただくよう、お願いいたします。学会・勉強会などで不在のこともございます。 現在、他の動物病院で診療を受けている場合は、かかりつけの先生とご相談の上、ご来院ください。その際、ご担当の先生からお電話いただくか、それまでの経過がわかる書類をお持ちください。与えている内服・点眼なども、併せてお持ちいただくことをお願いいたします。より良い診療のため、ご協力の程お願い申し上げます。

こんな症状ありませんか?

  • 白目が充血している
  • 目ヤニがふえた
  • 涙やけが治らない
  • 目の表面が黒い・または白く濁ってきた
  • 眼球が乾燥している・艶がない
  • 歩いているとよく物にぶつかる
  • 目がしょぼしょぼしている

代表的な目の病気

角膜びらん・角膜潰瘍

角膜(黒目を覆っている透明な膜)に傷ができてしまうものです。ケンカをしたり、目に入った異物、まぶたの内側に生えたまつ毛(異所性睫毛)などによる刺激で起こります。
角膜びらん・角膜潰瘍ができる場所の深さや大きさによって、目薬や飲み薬・コンタクトレンズ装着などの内科治療で治す場合と、手術が必要になる場合があります。

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白内障

水晶体という目のレンズが濁ってしまい、見えにくくなる病気です。加齢によって発症することが多いですが、若い子もまれに発症することがあります。症状によっては進行が遅い場合や、目薬で進行を抑えられることもありますが、手術以外では根本的な解決には至りません。放置すると失明してしまうので、お早めにご相談ください。

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緑内障

目の中の水(房水)の流れが悪くなり、目の圧力(眼圧)が上がった状態をいいます。視野が狭くなっていき、最終的には失明するため、急性期には早急な対応が必要です。
もしも、慢性化して失明してしまった場合は、シリコンインプラント(義眼)などを検討して痛みから解放する処置を行います。
柴犬やシーズー、コッカースパニエルといった犬種、伝染性腹膜炎ウィルスに感染した猫に多くみられます。

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進行性網膜萎縮

網膜に不可逆的(後戻りのきかない)変化が起こり失明する病気です。初めは夜に目が見えづらくなり、次第に日中でも見えなくなってやがて失明します。初期のうちは外見上、正常な目と見分けがつきませんので、早期発見するためには定期的な検査が必要不可欠です。特にミニチュアダックスフンドやトイプードルなどの犬種に多く見られます。

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網膜剥離

網膜がはがれてしまう病気です。カメラでいうフィルムの役割を果たしている網膜がはがれてしまうと、視覚情報が脳へ伝わらなくなってしまいます。シーズー・ヨークシャテリア・ボストンテリアなどのテリア種が網膜剥離になりやすいと言われています。また、網膜形成不全を起こしやすい犬種であるラブラドール・レトリバーなども起こしやすいと言われています。

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七隈どうぶつ病院の治療環境

眼科治療に豊富な獣医師が診療にあたります

倉田 修 獣医師

動物たちは言葉が話せないぶん、アイコンタクトが飼い主様との大切なコミュニケーションツールとなります。目の病気は少しずつ変化していくもので、いつも側にいる飼い主様にも気付きにくいものです。少しでも気になることがあれば、早いうちにご相談ください。

経歴

東京農工大学(外科学研究室) 卒業
神奈川県・埼玉県・千葉県の動物病院にて勤務
2015年11月 七隈どうぶつ病院 開院

所属学会・団体

福岡県獣医師会
福岡市獣医師会
動物臨床医学会
比較眼科学会

専門的な治療を可能にする院内

眼科専門の診療室

より質の高い治療を提供するために、眼科診療室を完備しています。多くの設備が揃っているので、早く適切に処置することが可能です。

手術室

手術が必要な際には、院内で手術を行うことが可能です。初めから終わりまで、責任をもって診療にあたります。
他院からのご紹介も承っております。

眼科治療の設備について

  • 1スリットランプ
    コーワ SL15

    眼の表面・前眼部を中心に検査するための顕微鏡です。角膜の傷を確認したり、白内障の程度を評価したりするために無くてはならない検査機械です。デジカメを取り付けてありますので、コードレスで動画・写真の撮影が可能で、飼い主様にもご確認いただくことができます。

  • 2眼圧計
    アイケアフィンランド社 トノベット
    手持眼圧計 TV01(写真上)
    アイケアフィンランド社 トノベット
    Plus手持眼圧計 TV011(写真下)

    緑内障やぶどう膜炎といった重大な眼の病気の発生を確認するために使用します。また、白内障の詳細な観察や眼底検査を行うために、散瞳処置(散瞳剤という点眼薬を用いて瞳孔を開く処置)をする前にも眼圧検査を行います。

  • 3眼底カメラ
    メニワン クリアビューシステム

    網膜や視神経乳頭といった眼底部の状態を確認するための専用カメラです。網膜剥離や眼底出血、進行性網膜萎縮などの診断に使用します。

  • 4手術用顕微鏡
    カールツァイスメディテック OPMI 1 FR pro

    眼の細かい手術を行うために使います。手術用顕微鏡は、直径2.5cmの目の中の世界を立体的に拡大してとらえることが可能です。角膜を縫う針や糸などはとても細く、キチンと縫うことが難しいので、手術の際にはなくてはならない装置です。

  • 5白内障超音波乳化吸引装置
    エイエムオー・ジャパン
    ホワイトスターシグネチャーPROシステム

    当院2代目となる、AMOのハイエンド白内障超音波乳化吸引装置です。
    白内障の濁った水晶体(レンズ)を柔らかく(乳化)して、吸い取る(吸引)ための専用機械です。
    以前使用していたソブリンコンパクトに比べ、白内障乳化吸引手術時の安全性・効率性が飛躍的に改善されております。

  • 6網膜電図(ERG)記録装置
    トーメーコーポレーション LE-100

    網膜機能を確認するための検査機器です。
    網膜変性の確定診断や、白内障手術に先だって行う術前検査のために使用します。